講師紹介
阿部秀樹
1957年、神奈川県藤沢市に生まれる。立正大学文学部地理学科卒業、現在阿部秀樹写真事務所代表。北海道から沖縄まで、四季豊かな日本の海を主なフィールドとして撮影を行っている。被写体の質感の表し方や光と影によって作られる情感表現は海外でも評価を受けている。
ライフテーマとして里海、浮遊系生物、水中生物の生態、月光や星明りによる撮影がある。
又、頭足類(イカ・タコ)や25年間取り組んでいる浮遊系生物においては国内外の研究者との連携で撮影をおこなっている。
「第18期 燦々ぬまづ大使」(沼津市観光大使)
現在 沖永良部島観光親善大使
主な著作及び作品
「ダーウィンが来た」「Wild Life」(共にNHK)
仏映画「OCEANS」においてスチル撮影を担当(一部)
「イカ・タコガイドブック」阪急コミュニケーションズ、「ネイチャーウォッチングガイド 海藻」誠文堂新光社、「魚たちの繫殖ウォッチング」誠文堂新光社、沼津深海水族館館長・石垣幸二執筆監修の「深海生物~ゆかいでヘンテコないきもの~」笠倉出版社の写真撮影を担当
現在朝日新聞「伊豆海道」で連載中、他魚類図鑑写真提供多数、雑誌等で活躍。
今後は得意分野のイカ・タコをまとめた図鑑、25年の歳月を費やした「浮遊系生物」の出版を控えている。
鍵井靖章
1971年、兵庫県生まれ。水中写真家。
大学在学中に水中写真家・伊藤勝敏氏に師事する。
1993年よりオーストラリア、伊豆、モルディブに拠点を移し、水中撮影に励む。
1998年に帰国。フリーランスフォトグラファーとして独立。
自然のリズムに寄り添い、生き物に出来るだけストレスを与えないような撮影スタイルを心がける。
約20年間、海の生き物に、出会い、ふられ、恋して、無視され、繋がり、勇気をもらい、
そして子育ての方法などを教えてもらいながら、撮影を続けている。
3.11以降は、岩手県の海を定期的に記録している。
2013年 Clé et Photos クレ・エ・フォト代表
尾崎たまき
19歳のときにダイビングを始め、海の持つ力強さや生きものたちの健気な生きざまに感動。水中写真を撮りたい一心でつとめていた保育士を辞め、写真を学ぶためスタジオに入社。広告写真を撮影しながら独学で水中写真に取り組む。本格的に水中写真に打ち込むため2000年に上京。水中写真家・中村征夫氏のもと11年間研鑽を積む。2011年よりフリーランスとなる。現在はライフワークである水俣の海やひとびと、動物愛護センター、三陸の漁師さんたちなどのテーマに取り組みながら作品の発表を続けている。「月刊ダイバー」「いぬのきもち」「ねこのきもち」「田舎暮らしの本」などエディトリアルの撮影も毎月おこなっている。“life”を軸にこれからもあらたなテーマに果敢に取り組む。